子どもが寝ない!おすすめの寝かしつけ方法を教えます

保護者におすすめ

子どもの寝かしつけ

保育園でのお昼寝、家での睡眠・・・

子どもの寝かしつけで悩んだことのある人は多いのではないでしょうか。

今回の記事ではそんな子どもたちの寝かしつけ方法について紹介していきます。

前回の記事では子どもの言葉について紹介しました。

良かったら覗いてみてください♪

生活リズムを作る

まず基本的なことですが“生活リズムを整える”ことが大切です。

夜更かしすると日中眠くなり昼寝をしてしまい、夜眠れなくなる。

皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。

大人の場合は自分でリズムの乱れを感じ改善することができますが、子どもの場合はどう整えたらいいのか自分で考えることが難しいのです。

そのため周りの大人が子どもの生活リズムを整えてあげる必要があります。

ぎちぎちに時間管理をする必要はありませんが、

・例えばお風呂に入ったら布団に行く

・絵本を一冊読んだら寝る

などと流れを決めることで子どもも布団に向かいやすくなります。

それを素直にやってくれたら困らないと思う人もいるかもしれません。

そんな時は子どもと話して決めることをおすすめします。

いやいや期の記事でも紹介しましたが、

選択肢を作り、子どもが決めることで気持ちが切り替わりやすいです。

困った時は対応できる範囲の内容をいくつか選択肢としてあげて、子どもに選んでもらってみてください。

眠くなる環境作り

次に眠くなる環境作りです。

テレビ

まず眠る前のテレビや動画などはおすすめしません

刺激が強いですし、光で目が覚めてしまうからです。

テレビや動画を全く見せるなということではなく、眠る前を避けて取り入れてもらえばいいと思います。

“テレビも眠る時間”などといって、寝かしつけの際は大人も見ないように心がけましょう。

次は部屋の明かりです。

薄明りくらいがちょうどいいと思います。

真っ暗だと子どもの体調などに変化があった際、すぐに気が付きにくいのでおすすめはしません。

またおもちゃを布団に持っていくことは可能な限り避けた方がいいと思います。

家庭ならいいですが、保育園の場合はたくさんの子どもを見る中で寝た後にそのおもちゃを回収し忘れる可能性があるからです。

回収し忘れるとおもちゃにぶつかって怪我をするかもしれないし、柔らかい素材だった場合は口元にあたると窒息のリスクがあります

なのでどうしてもの場合は布団の外に置くなどの工夫が必要です。

次ぎに音楽です。

保育園ではオルゴールの曲を午睡時間によく流していました。

聞いていると大人でも眠くなってくるので、睡眠環境の1つとしておすすめです。


森のオルゴール2~ジブリ&ディズニー・コレクション

雨と虹のオルゴール

中でもおすすめなのが、上記のような自然系のオルゴールです。

よくJ-POPやジブリなど親しみのある歌のオルゴールバージョンを見かけますが、子どもの知っている曲だと逆にテンションが上がったり、歌いだしたりするのでおすすめできません。

また流す際の音量ですが、静かにしていると聞こえるくらいの音量がベストです。

大きすぎると入眠しにくいですし、聞こえない大きさだと意味がありません。

お喋りが止まらない時は「なんの音が流れてるかな?」などとオルゴールに意識が向くように声をかけると、静かになりやすいです。

背中スイッチ

乳児の寝かしつけで一番の鬼門が“背中スイッチ”ではないでしょうか。

眠る子ども

私も1歳児を担任していた時に、抱っこじゃないと入眠できない子がいました。

なんとか抱っこで寝かせても布団に置こうとすると、その気配を察知し泣いてしまっていました。

最初の週は座るだけでも泣くので立ち抱っこで15分の午睡、翌週は座り抱っこで30分・・・

少しずつ信頼関係ができていったことも大きいですが、1か月かけてやっと布団におろして30分は寝られるようになりました。

布団に下ろす際のコツは大変ですが、ほんとに少しずつ時間をかけて体制を変えていきます。

ここで焦ると寝かしつけからスタートになってしまうので、焦らずゆっくりが重要です。

床に置く寝具の場合は寝具の下の方をまたぐ形で座ります。座る動作で眠りが少し浅くなっているのでここで一度子どもの眠りが深くなるのを待ちます。

深くなったら動き出します。

次は上半身を前に傾け、子どもを寝具に近づけます。この時身体を子どもから離すと起きやすいので、極力くっつけたまま傾けていきます。背中に回している手はトントンを続けておきます。

もしこの途中で子どもが目を覚ましそうになったら動きを止め、眠りが深くなるのを待ち、再開します。

大人の手が背中と頭にあるまま子どもを寝かせ、身体は近づけたままがベストなので覆いかぶさるような形になります。

そのまま子どもの眠りが深くなるのを待ち、頭側の手を下にスライドさせ子どもの上半身を少し浮かせたタイミングで、背中側の手を抜きます。抜いた手は素早く胸元に回しトントンします。

ここまできたら大人の身体を少しずつ離し、最後は頭側の手を抜きます。

子どもを布団に下ろした後に泣き出しそうになる瞬間もありますが、そこですぐに抱っこせず身体をくっつけてトントンをすることで“抱っこしてるから大丈夫”ということを伝えてみてください。

寝んトレは必要?

“寝んトレ”という言葉を聞いたことはありますか?

寝んトレにも様々なやり方があります。必ず必要とは思いませんが、メリットもあります。

例えばいつまでも抱っこで寝かしつけていると大人も大変ですし、子どもも大人の力がないと眠れなくなってしまいます。

ある程度成長したら布団に横になってトントンで入眠をする。オルゴールCDを聞いて入眠するなど、その年齢や発達に合わせて寝かしつけの方法を変えていくのがいいと思います。

逆に寝室に子どもだけにして自分たちで寝られるようにするやり方もあります。

私がいた保育園で4歳児と2歳児の姉妹がそのやり方で夜寝ていましたが、ベットで遊びだしたりおしゃべりが止まらず寝るのが23時過ぎになり、日中いつも眠そうにしていました。この様子が1年以上続きました。

これは寝んトレになっているのか?と疑問に感じていたことを思い出します。

冒頭でも触れましたが生活リズムは子どもにとってとても重要です。

眠る環境を整え、大人の援助がなくても入眠できるようになるのが寝んトレではないでしょうか。

遊び疲れて23時過ぎに眠り、日中元気に活動できずイライラして過ごす。これは放置に近いと私は思います。

もちろんその保護者はそんなつもりはないですし、子どもに愛情をたくさん注いでいました。

1つのやり方に囚われすぎず、子どもに合っているか、元気に過ごせているかなど振り返り、必要に応じて変えることもいい事であることを忘れないで欲しいです。

まとめ

今回の記事はここまでです。

子どもの寝かしつけで悩んでいる方に少しでも役に立つと嬉しいです。

寝ない時期を乗り越えると“あんな時もあったな”くらいに考えられますが、その瞬間は本当にしんどいですし、いつ寝るようになるのか見通しが持てず不安になることもあると思います。

一人で抱え込みすぎず、頼れる相手がいる時は頼り、色々な方法を取り入れて少しでも負担が軽くなるといいなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回はお昼寝って必要?夜寝ないから園でお昼寝させないで!についてです。

ぜひ遊びに来てくださいね♪

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