赤ちゃん返り
子どもが2人以上いる方は上の子の赤ちゃん返りを経験したことが多いのではないでしょうか。
今回の記事では赤ちゃん返りについて詳しく紹介していきます。
前回の記事では運動会におすすめの場面別の曲について投稿しています♪
赤ちゃん返りとは
まず赤ちゃん返りとはどんな状況で起こるのでしょうか。
母親が第2子を妊娠した頃からその姿が見られる子もいれば、生まれてから見られる子もいます。
行動の理由としては“自分に注目して欲しい”や“愛情を確認したい”など、その子によって様々です。
どのような行動が見られるかというと、それまでできていたことを「できない」と言ったり抱っこを求めて甘えたりする姿が見られます。
具体例を挙げると、トイトレが完了していたはずなのに漏らしたり、衣服の着脱を手伝ってもらいたがったりなどです。
家だけでそのような姿が見られることもあれば、保育園でも見られることがあるので情報共有が大切です。
いやいや期とは違いますが、関わり方は参考になるかと思うので記事のリンクを置いておきます♪
また赤ちゃん返りは悪いことではなく、“心の成長の1つ”です。
今まで自分が一身に受けてきた愛情が変わってしまうかも?と幼いながらに感じ、確かめているのです。
大人からしたら大変だなと感じるかもしれませんが、子どももお兄ちゃんやお姉ちゃんになるために準備をしています。
どう接するのが正解?
子どもが一人であればその要求を受け止め、丁寧に接することが可能かもしれませんが妊娠中や第2子が生まれた後ではそうもいかないと思います。
私が保育士時代、保護者から相談を受けた時は“上の子を優先してあげてください”とアドバイスしていました。
なぜなら0歳児の時の記憶がある人は少ないと思います。なので上の子を優先し気持ちを受け止めた後に下の子のフォローをするという形でもあまり問題はないと思うからです。
もちろん泣いておむつもパンパン、おなかが空いている状態で長い時間放置するのは違います。
上の子を優先し、関わる事で自己肯定感が育まれ、「赤ちゃんのお世話していいよ」と子どもの方から言ってくれるなんてこともあります。
もちろん毎回うまくいくわけではありませんが、繰り返していくうちに上の子は愛情を感じ安心して過ごせるようになっていきます。
一人で抱え込まない
3歳児を担任していた時、第2子が生まれた保護者がいました。授乳している姿を上の子が見ると大泣きするそうで、特に夜間に目が覚めて授乳を見た時は大泣きで寝れなくなり大変だったそうです。
その時その保護者は下の子を抱っこして、自転車に上の子を乗せて夜中に近所を走っていたと笑って話していましたが、私はとても胸が痛くなりました。
祖父母が近くにいなかったり、旦那さんの仕事が遅いとどうしても一人で全てに対応しないといけない場面があるかもしれません。
そんな時は一人で抱え込まず、保育士でもいいので大変さを吐露したりベビーシッターなどを利用して、リフレッシュの時間を確保したりしてみてください。
今ベビーシッターは東京都や内閣府から支援制度も出ています。
ぜひそういった制度も対象であれば活用してみてください。
まとめ
今回は赤ちゃん返りについて紹介しました。
妊娠前後で心も身体も疲れている時に起きる“赤ちゃん返り”ですが、いつか必ず終わりはくるので
抱え込みすぎず、周囲の協力や制度を用いて乗り切ってください。
次回は保育園に意見を言うのはクレーマー?意見の伝え方について紹介します。
ぜひ遊びに来てくださいね♪
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