保育園と幼稚園の違い
みなさんは保育園と幼稚園はなにが違うかご存じですか?
保育園と幼稚園は似ているようで様々なことが違います。今回の記事ではその違いについてお伝えしていきます。
まず大きな違いは以下の通りです。
・国の管轄
・預かる子どもの年齢
・保育時間
・職員の必要資格
現在はそれぞれの良いとこを組み合わせた、幼保一体化や幼保一元化に向けた働きかけもありますが、あまり進んでいないのが現状です。
では保育園と幼稚園についてそれぞれ深堀していきましょう。
保育園ってどんなところ?
国の管轄:厚生労働省
預かる子どもの年齢:生後2か月~小学校就学前まで
保育時間:保育標準時間(11時間)、保育短時間(8時間)
職員の必要資格:保育士資格
保育時間は保護者の就労時間によって変わってきます。
保育士は厚生労働省が考えた“保育所保育指針”をもとに、保育計画を立て日々子どもたちと関わっていきます。
幼稚園ってどんなところ?
国の管轄:文部科学省
預かる子どもの年齢:満3歳~小学校就学前まで
保育時間:園によって異なるが、だいたい14時頃のお迎え
職員の必要資格:幼稚園教諭1種、幼稚園教諭2種どちらか
幼稚園は文部科学省が考えた“幼稚園教育要領”をもとに、計画を立て、日々子どもたちと関わっていきます。
幼稚園に行った方が頭はよくなる?
保育園は養護、幼稚園は教育といったイメージから幼稚園に通った方が、小学校に上がった時有利なのではないかなどと考える人も・・・
しかし実際はどっちに通ったからといって、大きく何かが変わることはないと思います。
もちろん幼少期の経験が基盤を作っていくので大切な時期であることは確かですが、保育園だから幼稚園だからということは気にしすぎる必要はありません。
それよりも園の方針や環境、雰囲気を見て子どもに合っているか、家庭の方針と合っているかなどを基準に選ぶことが大切です。
わたし自身は漢字のフラッシュカードをやるような教育系の幼稚園に通っていましたが、小学校に上がって保育園に通っていた子より頭がよかったということはありませんでした。
それよりも社会性や生きていく力をはぐくむことに重点をおき、楽しく通える園選びをおすすめします。
まとめ
保育園と幼稚園は以下の点で違うということがわかりました。
・国の管轄
・預かる子どもの年齢
・保育時間
・職員の必要資格
どっちに通った方がいいということはなく、園の方針や環境、雰囲気を見て子どもに合っているか、家庭の方針と合っているかなどを基準に選ぶことが大切です。
次回以降の記事では保育園選びの際のポイントをお伝えしていこうと思っています。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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