保育園選び!注目すべきポイント(保育士の雰囲気編)

保護者におすすめ

保育園選び!注目すべきポイント(保育士の雰囲気編)

今回は保育園選びの際に見るべき、保育士の雰囲気についてお伝えします。

皆さんはどんな保育士に自分のお子さんを預けたいですか?

優しい、明るい、言うべきことは言う、経験豊富な人がいいなど様々な思いがあるのではないでしょうか。

まずは子どもへの接し方のポイントについてお話していきます。

他の保育園選びについての記事はこちらです。

子どもへの接し方

子どもへの接し方で大切なことは“子どもの気持ちに寄り添っている”ということです。

笑っている子ども

保育者の気持ちが全面にでてしまうと、思い通りにならないことにイライラし、子どもはやらされているという気持ちに陥りがちに。

子どもの気持ちに寄り添った関わりをしていれば、柔軟な対応ができたり、子ども自身も様々な表現を楽しみ生きる力を育むことができたりします。

また保育をしていく中で注意をする場面は必ず出てきます。その際に頭ごなしに注意するのではなく、子どもが理解できる言葉や時間で話をしているかも大切です。

保育者の気持ちが優先されると長ったらしく話す人や、納得いくような返事や態度を子どもがするまで注意し続ける人がいます。

ここでも子どもの気持ちに寄り添った関わりをするとどうなるでしょう。

子どもの年齢や発達に合わせて言葉を選んだり、短い時間で大事なことを伝えたりといった対応になります。

そして大切なのがまずはなぜそうしたのか子どもの気持ちを聞くことです。

理由を話せる年齢の子は理由を聞き、その行為がなぜ危険だったか、そういう時はどうしたらよかったかを伝えていきます。

まだ理由を話せない年齢の子は状況から気持ちを汲み取り、「○○したかったの?」などと代弁していきます。

つまりどのような場面でも“子どもの気持ちに寄り添う”ということが大切になっていきます。

保育士同士の会話

次は保育士同士の会話についてです。職員同士の仲が良いことは保育園全体の雰囲気にも繋がってくるので大切ですが、“仲がいい”と“関係性がいい”を間違えてはいけません。

仕事をする大人

実際にわたしが働いていた園では“仲のいい”保育士たちはいたのですが、そうなると私語が増え、本来指摘すべきことは指摘できず、正直保育の質は下がっていたと思います。

これが“関係性がいい”保育士同士だと、よりよい保育を目指すために高めあい、いいところは真似し、気になる部分は伝えあうことができます。

園見学で保育士同士の関係性を見極めるのは難しいと思いますが、保育中の私語や、クラスの空気間などに少し注目してみるといいかもしれません。

身だしなみ

次は身だしなみについてです。

保育園は髪色に規定があったり、爪は短く切ったりなどの規定があります。

一般的な規定を守っているのはもちろん、子どもを預かるなら清潔感も大切ですよね。

わたしが働いていて気を付けたいと感じたのは、下着が透けたりみえたりしないように配慮しているかです。

一般的な感覚だとインナーを着るのが普通だと思いますが、人によっては暑いからといって、下着の上に直接Tシャツなどの仕事着を着る人がいるんです。

しかもそういう人に限って派手な色の下着をつけていて・・・

インナーを着ていないとズボンにインする服がないため、高確率でしゃがんだ時などに下の下着も見えてしまいます。

同性から見ても不快ですし、保護者もいい気持ちはしないのではないでしょうか。

そして一番は子どもたちに身だしなみを整えるように伝える保育者が、整っていなかったら子どもはやりません。

“暑いから”と自分の利益のために行動する人と“手本になるように”と子どものために行動する人。

どっちの保育士がいいか一目瞭然ですよね。

保育士の動作

最後は保育士の動作についてです。

先ほどの項目でも少し触れましたが、子どもたちは大人のことをよく見ています。そして真似をします。保育士は子どもの手本になるという意識を常に持ってなくてはいけません。

笑うい合う親子

その中で様々な動作も大事な手本の一つです。

例えば扉や引き出しを足で閉める、物を投げる、歩きながら飲み物を飲むなどつい大人がやってしまいがちなことですが、それを子どもが真似したらどうでしょう。大人は危険を予測して回避することができるかもしれませんが、子どもはまだ経験は乏しく予測が難しいです。大人の真似をしたことによって怪我をすることもあるのです。

なので園見学に行った際は保育士の動作にも注目してみてください。

また動作だけでなく、声の大きさもポイントの一つです。

子どもたちは声が大きいです。しかしだからといって子どもたちに話を聞いてもらいたいから、それよりも大きい声で注目を集めるのはどうでしょう。

初めはいいかもしれませんが、そのうち子どもたちも負けじと大きな声を出すようになり、どんどん収集がつかなくなっていきます。

大きな声で注目を集めるのではなく、子どもたちの興味が沸くような導入を考えるのが保育士の仕事です。

今回は保育園選びで見るべき、保育士同士の雰囲気についてお伝えしました。

雰囲気を見極めるのは難しいですが、少しでも頭の片隅に入れておくだけで何か気が付くかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は保育園選びで注目すべき園内環境についてです!

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