保育園選び!注目すべきポイント(園内環境編)
今回は保育園選びで注目すべき園内環境についてお話していきます。
前回は保育士の雰囲気ということで、少し判断が難しい内容でしたが、今回の園内環境はポイントを押さえれば、誰でも簡単に確認できると思います。
まず初めは衛生面についてです。
他の記事でも保育園選びのポイントを紹介しています。
衛生面
衛生面といっても幅が広いですが、一番は子どもたちが過ごす保育室です。
床にゴミが落ちていないのはもちろんですが、手洗い場やトイレなどの水回りも大切です。
生活で使う部分が汚れていると大人でも使うのを躊躇しますよね。子どもたちは少しずつ基本的生活習慣を身に付ける時期なので、その時期に環境が不適切だと身に付くものも身に付きません。
そのため特に生活の中で使用する箇所の環境は整っているかは確認することをお勧めします。
また廊下や階段などの共用スペースがきれいに整えられていると、安心するのではないでようか。実際保育をしながらだと気が付いていても手が回らない瞬間は多くあります。
そこで事務所にいる事務員や看護師、主任、園長などがフォローする体制が整っているかが重要になっていきます。園全体で子どもを見るという考えで連携が取れているかどうかがわかる一面かもしれません。
プライバシー
次はプライバシーについてです。室内遊びの記事で窓があるといいと書きましたが、窓があることにより外部の人が中を見れる危険性も生じます。
カーテンや曇り加工など、子どもたちのプライバシーを守る設備が整っているか、ぜひ確認したいところだと思います。
また夏になるとプールや水遊びが行われる保育園がほとんどだと思います。
園庭や屋上、その設備がない園は駐輪場や玄関などを使うこともあります。その際に目隠しは徹底されているかが重要です。
水着を着いていても安心ではありません。様々な危険性を考え、具体的な対策をしていると安心につながりますよね。
また子ども同士の関わりでもプライバシーは大切です。水着の着脱やシャワーなどが増える夏に、“プライベートソーン”について話すことが多いです。園の方針としてどのように子どもたちに伝えていくのかも聞いておくといいかと思います。
出入口
最後は出入り口についてです。
すでに保育園にお子さんが通っている保護者の方はわかるかもしれませんが、送迎時、特にお迎えの際に出入り口付近はとても混雑します。
友達と帰るタイミングが一緒になり、テンションが高くなった子や「まだ帰りたくない」とイヤイヤしている子など、想像以上にごった返すことがあります。
子どもを落ち着かせてやっと扉を出たと思ったら目の前を自転車が猛スピードで走り去り、ヒヤッとした。子どもが飛び出し道路に出そうになった。など保育園の前の環境次第では怪我や事故に繋がる危険性があります。
園見学の際に出入り口の前はどのような環境になっているか、交通量はどうかなどを確認しておくといいのではないでしょうか。
また最近は電子キーやカードで開錠する園が多いと思います。つい子どもがやりたがっているからと、子どもにやらせてしまうととても危険です。
実際にあった事例として、子どもが自分で鍵を開け保育園から家まで帰ろうとした。という事故がありました。幸い大きな怪我などには繋がりませんでしたが、想像するだけでぞっとします。
また出入り口の扉は基本的に重いです。扉を開けたが出るのが遅くなり腕や足などが挟まったらどうなるでしょう。
そういったことを防ぐためにも、鍵や扉の開け閉めは必ず保護者の人が行うことが大切です。
まとめ
今回の記事では保育園見学で注目すべき園内環境についてお話していきました。
園選びについてはこれで最後の記事になります。園見学は限られた時間で進んでいくため、少しでも見るべきポイントとして参考になればうれしいです。
次の記事では各年齢の子どもたちが実際にどのように保育園で過ごしているかをお伝えしていこうと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました♪
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