サービス残業は当たり前?保育士の残業の実情

保育士におすすめ

保育士は残業が多い?

保育士や幼稚園の先生と聞くと持ち帰りの仕事やサービス残業が多いイメージを持つ人も少なくないのではないでしょうか。

実際わたしの友人は毎日のように持ち帰りの仕事があり、季節の壁面や制作準備を家族に手伝ってもらっていました。

そんなわたしも保育士1年目のころは仕事を持ち帰って家で進めたり、サービス残業をしたりしていました。

なぜ持ち帰りの仕事やサービス残業はなくせないのか・・・?

今回の記事ではそんな保育士の残業について掘り下げていきたいと思います。

保育士からの異業種転職についてはこちらの記事で紹介しています。

持ち帰り、サービス残業をなくすには

なぜ保育園や幼稚園でサービス残業がなくならないか、それは日本人特有の空気を読むことが関係しているように感じます。

頭を抱える女性

わたしは保育園を2か所経験していますが、どちらの園にも共通していることは上司は持ち帰りやサービス残業を推奨しておらず、必要な場合は残業申請をするように促していたことです。

なのになぜサービス残業をするのか。

持ち帰っている人が多いから、自分だけ残業申請をするのは気が引けるから、時間を気にせず自分のペースで進めたいから

などといった理由で残業申請を避け、結果サービス残業を選ぶ人が多かったのです。

わたしがサービス残業をしなくなったきっかけは、一生懸命作業しても1円にもなっていないことがバカらしくなったからです。

上司は残業申請を促しているのだから、きちんと申請して働いた分のお金はもらおうと思いました。

残業をするにあたって気を付けること

しかし何でもかんでも残業申請をしてお金をもらうのは違います。

基本的には勤務時間内に仕事が終わるように最善を尽くしつつ、どうしても終わらなかった分を残業します。

時計

あるあるなのが

残業中に雑談に夢中になってしまった、自分のクラスの保護者を見かけたら毎回声をかけにいった

など本来残業時間で行う予定ではなかったことをして、時間が過ぎることです。

残業中もお金が発生していることを忘れず、見通しを持って進めることが大切です。

自分がこの仕事を終わらせるのにどのくらい時間がかかるのか、自分が集中できるのはどんな環境か。

などと自分なりに考えて、責任をもって仕事を進めましょう。

ワークライフバランスを大切にしよう

立場が上がると自分の作業だけでなく、後輩の書類のチェックや相談に乗ったりとつい残業が多くなりがちです。

しかし残業が多すぎて、自分のプライベートの時間が減ってしまうと心の余裕がなくなりメンタルが不安定になりやすくなります。

自分のキャパシティーがどのくらいなのか時々振り返り、負担が大きくなっているのなら仕事を少しずつ振っていくことも大切です。

あなたに任されたことで“頼ってもらえた”と自信を持つ後輩もいるかもしれません。

外で両手を広げる女性

残業を完全にゼロにするのは難しいですが、自分に合ったペースを見つけプライベートとのバランスを大切に働けると仕事がより楽しくなるのではないでしょうか。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

次の記事では保育園と幼稚園の違いについて紹介しています。

ご興味ある方はぜひまた遊びにきてくださいね♪

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